全6回
各20分程度
10歳 - 15歳対象
複数の言語を聞き比べ、主体性をもって、言語ごとの特性を発見します。
個々の単語を覚えることを目的にしていません
留学など長期間、海外で過ごすと母語(この場合では日本語)を使用する機会が減り、別の言語(その国の言葉)で物事を考えるようになります。
慣れ親しんでいた母語をいったん忘れることは不安ではありますが、新たしい言葉を覚えること、そしてその言葉を基準にして考えることは新鮮でワクワクする体験でもあります。
本教材はそれに似た体験を通して、子供に言語の新しい視点をもつことを目的にしており、理想的には子供が興味のある言語(または話されている国)を主体性をもって調べ、知識を得ることを目指しています。
アプリと紙素材(カード)を準備してください。
カードを切り離し、左上の番号をみて4つに分けてください。
分けられたカードのかたまりは
単語セットと呼びます
一番、興味のある単語セットを1つ選びます。それ以外のカードは使用しません。
アプリの「Time to Answer」は「3s」(3秒)に設定してください。
1人でも全ての学習を行えますが、親や、他の子供など2人以上の参加が望ましいです。
アプリの「Lang」を「ランダム(すべて)」にします。毎回、流れる言語が変わります。
カード8枚を並べ、アプリの「Play」ボタンを押すとアプリから音声が流れます。
後から表示される絵を見て、対応するカードを取りましょう。
言葉を覚える必要はありませんが、アプリからの音声をよく聞いてください。
すべて取り終わったら、感想を言いましょう。(内容は問いません)
アプリの「Lang」を「English」にします。
カード8枚を並べ、アプリの「Play」ボタンを押すとアプリから音声が流れます。
対応するカードを、できるだけ答えが表示される前に取りましょう。
これを2回繰り返し、しっかり覚えます。
これ以降の学習ではカードの「English」は
意味が分かることを前提に進めます
終わったら感想を言いましょう。
一つ前の「ランダム(すべて)」と比べてどうだったでしょうか?
1回目の復習をします。
アプリの「Lang」を「English」にします。
前回と同じようにカード8枚を並べ、音声を聞いて答えが表示される前に取りましょう。
// test
// --
英語→中国語 のように再生するため以下の操作を行います。
(アプリの仕様で、必ず前の言語と違う言語が流れます)
カード8枚を並べ、音声を聞いたらできるだけ早く取りましょう。
答えが表示されるときに中国語の音声が流れるので、必ず真似して発話してください。
以降、カードを取る際は
必ず発話を忘れないようにしましょう
つぎは 中国語→英語 です。
カード8枚を並べ、音声を聞いたらできるだけ早く取りましょう。
終わったら感想を言いましょう。中国語の特徴はどんなところだと思いますか?
アプリの「Lang」を「ランダム(英中韓)」にして3回遊びます。
カード8枚を並べ、音声を聞いたらできるだけ早く取りましょう。
1回目に韓国語が流れたときは、全く分からないと思いますが、繰り返すことで、なんとなく分かるようになります。
終わったら感想を言いましょう。韓国語の特徴はどんなところだと思いますか?
まだ学習していない以下の3言語から一番興味がある1つを選び、アプリの「Lang」に設定します。
カード8枚を並べ、音声を聞いたらできるだけ早く取りましょう。
これを2回繰り返します。
アプリの「Lang」を「ランダム(すべて)」にして1回遊びます。
ここまでしっかり体験をした場合、6割程度は聞いたことがある音声になっているはずです。1回目で体験したときよりも、親しみが持てるのではないでしょうか。
4回目で選んだ言語(以降、選択言語)について観察をします。
「Again」ボタンを押すと同じ単語の音声が流れます。
このとき「Lang」を選択言語と日本語と英語を入れ替えて、それぞれ聞いてみましょう。
選択言語が日本語と英語と比べて、似ている点、違う点を見つけて発表してください。
<ヒント>
選択言語をwikipediaで調べます。以下の項目について発表しましょう。
言語名 | wikipedia |
フィリピン語(フィリピン) | ■ <= クリック |
ポルトガル語(ブラジル) | ■ <= クリック |
ベトナム語 | ■ <= クリック |
全6回
各10分程度
5歳 - 12歳対象
1つの言語を選んで、ゲームをしながら、32単語を習得します。
リスニングと発話に重点をおいています。
この教材をきっかけに、子供がその言語に興味を持ち、学習のモチベーションを高めることを目的としています。
リスニングに集中するため文字を表示していません。
学習後、身の回りのものを指差して自ら表現(発話)できることを目指します。
最初にどの言語を学習するか決め、設定してください。(Lang欄)
アプリと紙素材を準備してください。各回で使用する紙素材が異なります。
カードは切ってください。左上の番号をみて4グループに分けてください。
回 | 紙素材 |
1 | 指差し絵辞書 1 - 4 |
2 | 指差し絵辞書1, カード(グループ1) |
3 | 指差し絵辞書2, カード(グループ2) |
4 | 指差し絵辞書3, カード(グループ3) |
5 | 指差し絵辞書4, カード(グループ4) |
6 | 全カード(グループ1 - 4) |
「ミッケ!」や「ウォーリーをさがせ!」のような、答えをたくさんの中から見つけ出すルールで遊びます。
アプリの「Time to Answer」を「即時」に設定します。「Play」ボタンを押した場合、答えの絵がすぐに表示されます。
単語セットは「All」を選びます。
紙素材の「指差し絵辞書」の1から4を全て並べ、アプリの「Play」ボタンをおします。音声と一緒に絵柄が表示されますので「指差し絵辞書」の中から該当するものを指差します。
これを32回繰り返します。
必要であれば大人が「このあたりかな?」のようにエリアを絞るヒントをだしましょう。
子供が正解したときは1問ごとに褒めてあげてください。
32個の単語を8単語ずつに分け、4回にわたり学習をします。
アプリで選択する単語セット、紙素材は、その回のものを用意してください。
「指差し絵辞書」を1つ選び、単語を覚えます。
アプリの「Time to Answer」は「即座」に設定してください。
アプリで単語セットを選択後「Play」ボタンを押すとアプリから音声が流れます。
「指差し絵辞書」の対応する絵を、発話しながら指差しましょう。
例:
アプリ:「Dog」(ドッグ)
子供:「どっぐ」と言いながら絵を指差す
8回繰り返すと1ゲームが終わります。
もう一度、同じゲームを遊びます。
2回目は、アプリの「Time to Answer」は「3s」(3秒)に設定してください。
答えが表示される前に、推測で当てられるよう頑張りましょう。
カードを使う、複数人で遊ぶ対戦ゲームです。
アプリの「Time to Answer」は先程と同様です。(3秒)
8枚のカードを広げ、アプリで読み上げられた単語を素早く取ります。
このとき、その単語を発話しながら取ります。
単語を覚えていれば、答えが表示される前にカードを取ることができます。
対戦ゲームですので大人も取ってもOKですが、最終的に子供が勝つよう調整をしてください。
子供が勝ったときに盛大に褒めましょう。
このゲームを子供が飽きるまで繰り返します。(1回〜3回程度)
復習編のゲーム大会です。全32枚のカードを広げます。
「Time to Answer」はお好みで「3s」〜「5s」に設定します。
アプリから音声が読み上げられますので、発話しながらカードを取ります。
2回ゲームを行います。1回目のゲームでは必ず子供が勝つように。2回目では、僅差で大人が勝っても構いません。
ゲームが終わったら、学習した単語のものが身の回りにないか探してみましょう。部屋の中に限らず、外に出て探すのも良いでしょう。
見つけた場合は、ゲームと同様に発話しながら指をさします。
親子でいくつ見つけることができたのかを競ってみるのも良いでしょう。
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この度はユーザテストへのご協力ありがとうございます。
教材を作るのは初めてのことで色々と至らないところがあるかと思いますが、皆様のフィードバックを受けて短期間でより良いものにしたいと思っています。どうぞよろしくおねがいします。
プレイ後は是非アンケートへのご協力をお願い致します。第1回ユーザテストの終了は4月15日を予定していますので、それまでに「最初の」フィードバックを頂けると嬉しいです。
本教材には以下のような特徴があります。
スマートフォン等でwebページにアクセスします。アプリからは音声が流れます。
絵素材は、印刷して手元に用意します。
これらの2つの要素を組み合わせて学習を進めます。
以下のようなゲーム要素を教材に取り入れています。親子で楽しみながら取り組める内容になっています。
単語の選択は、昨年度まで小学校で使用されていた文部科学省の「We Can!(新学習指導要領対応小学校外国語活動教材)」から選びました。
現在は32単語しか入っていませんが、最終的には200単語程度が良いかと思われます。子供の身の回りにあり「指差し」ができる名詞を選びました。
小学校で日本語を母語としない生徒は増加傾向にあるようです。
よりよい学校生活を送るためにも多様性の理解は大切だと思います。
本教材では使用されている割合が高い7言語を選出しました。
(海外の方が日本語を勉強することもできます)
英語 | 中国語 |
韓国語 | タガログ語(フィリピン) |
ポルトガル語(ブラジル) | ベトナム語 |
日本語 |
アプリと紙素材のダウンロードが必要です。
スマートフォンや、iPad等で、webサイトにアクセスをすればOKです。
特別なインストールはいりません。
ダウンロードするにはリンク先に飛んでください。
素材名 | ページ数 | 内容 |
指差し絵辞書 | 4枚 | 絵の中から指定のものを見つけ出す遊びで使います |
指差し絵辞書(4in1) | 1枚 | 「指差し絵辞書」の印刷枚数を節約したい場合に |
カード | 2枚 | 全32枚, カットしてカードを作ってください |
プリンターが利用できない場合に利用できるデジタル素材を提供しています。
素材名 | 代替手段 |
指差し絵辞書 | 学習ガイド内に絵辞書の画像を掲載しました |
カード |
専用アプリを用意しました クリック(PC)iPad等(タッチ)でカードが取れます |
教材名 | 対象年齢 | 特徴 |
外国の言葉を覚える | 5-12 | 1つの言語を選んで、語彙の習得を目指します(全32単語) |
様々な言葉にふれる | 10-15 | 世界にはたくさんの言葉があり、それらをくらべて特徴を発見し、発表をします |
アプリを使った基本的な学習方法は以下のようになります。
例として、iPhoneSEからwebページにアクセスをすると以下のような表示になります。学習ガイドに沿って各種項目を設定し、ゲーム(学習)を始めます。
いらすとや の絵は仮です。リリース時にはオリジナルの絵か、写真に変更する予定です。
思いついているアイディアを書き留めておきます。